WSLのバックアップ例について、自分なりにまとめてみます。
手順
【バックアップ方法】
- PowerShellを開く
cd
コマンドを使ってデスクトップに移動するwsl --list
でディストリビューションを確認するwsl --export {ディストロ名} {ファイル名}.tar
を実行する- そのtarファイルを保管する
【復元方法】
- PowerShellを開く
mkdir
でWSLのコントリビューションを格納するディレクトリを作る- デスクトップにtarファイルを置く
- デスクトップに
cd
コマンドで移動する wsl --import {ディストロ名} {ファイルを置く場所} {tarファイル名}
wsl -l -v
で確認する
具体的なコード例
バックアップするための具体的なコード例をご紹介します。
このコードのように、.tar
の拡張子がついていれば、ファイル名はどのようなものでも構いません。
エクスポートするときのために、ディストロ名をファイル名に含めておいたほうが良いでしょう。
cd .\Desktop\ wsl --list wsl --export Debian debian-desktop2023.tar
次に、復元するための具体的なコード例をご紹介します。
まずデスクトップにtarファイルを置いてから、PowerShellで下のコマンドを実施します。
cd .\Desktop\ mkdir WSL-Store wsl --import Debian WSL-Store debian-desktop2023.tar wsl -l -v
復元するときは、もしかしたらカレントディレクトリを示すために、wsl --import Debian .\WSL-Store .\debian-desktop2023.tar
になるかもしれません。
WSLのバックアップ方法の記事はたくさんありますが、今回自分の記録も兼ねて具体的なコード例を示してみました。
ご参考になれば幸いです!✨